テーラーメイド r5 US仕様
  
r7の売れた勢いで出してきたのか分かりませんが似たようなコンセプトで出てきたr5。US仕様は価格的にもお手頃ということで今回はUS仕様10.5°のRシャフトでレポートします。バランスはD3.4、総重量322g、振動数 256となっていました。シャフト的にはあまり硬くありませんが(とは言っても日本の平均的なSRくらい)、総重量があるのでヘッドスピード42m/sは欲しいところです。構えた感じはやはりヘッドが大きく感じますが形状的にはテーラーメイドらしい顔をしていてそんなに違和感はありません。(タイプDは好みが分かれるかも)

 
シャフトはMAS2 5−65でr7同様、先端はねじれにくいようで’TIP FIRM’の表示があります。現時点で日本に入ってきているモデルはタイプDのみ55シャフトが入っていますが、のちのちタイプNにも55仕様のシャフトが入ったモデルが販売されるとヘッドスピード40m/s前後のゴルファーも使用できるのですが。。グリップはr7 US仕様のものとまったく同じラバーグリップですね。

試打して頂くと
やはり現在の総重量300gに満たないドライバーのRシャフトを振っているゴルファーには少しつらいようで、ボールに元気がありません。しかしクラブバランスがいいのでヘッドスピードはそれほでなくても、そこそこ力のある方は結構飛ばしていました。中には「このクラブ軽いね。」という方も。だから打つ前に「このクラブ少し重いですよ。」などと余計なことを言わなければ分からない方もいました。
やはりこれだけヘッドが大きいとボールの直進性は高く、少しのミスくらいはカバーしてくれるようです。ヘッドの捕まりもよく、よほどスライスするゴルファー以外はタイプNでいいかもしれません。またr7にも言えることですがボールはよくあがりますので、そこそこボールの上がる方は9.5度でいいと思います。気になる飛びはr7のUS仕様同様、低反発とは思えないはじきの良さを感じます。音、打感などはr7に近いようです。大きいヘッドは気にならない、そこそこ振れるゴルファーにはお手頃なドライバーだと思います。