カムイ プロV 10度 R、9度 S
前作、大ヒットしたカムイ320の後継モデルとして販売されたプロV。ヘッド体積も370ccと大きくなりフェースはかなりディープになりました。320、タイフーンプロ380が良かっただけに期待が持たれます。前2作はフェースにまったく溝がありませんでしたが、今回はプロにも使用してもらうことを前提にしているので少し溝が入っています。ソールから見た感じはアスリート系のクラブに見えますが、380のやさしさと今までの飛びが継承されているか確かめてみます。

写真左から10度のフェースアングル+1、9度のフェースアングル+1となっています。写真では少し分かりにくいですが表示ロフトよりもリアルロフトはあるみたいで、10度ですと結構球が上がっていきます。リアルロフトが多いのはタイフーンプロからの流れですね。ヘッドは構えたときにはそれ程大きいとは感じませんが、ネックからのラインのせいかボリューム感はあります。

シャフトは320、380に使われていたダブルキックシャフトを止め、素直な先中調子のシャフトにプロVから採用。R1シャフトで51g、トルク5.0、Sシャフトで55g、トルク4.8となっています。つかまりの良いシャフトで、先が気持ちよくしなります。今までのカムイのダブルキックシャフトが駄目だった方が、このシャフトだったら大丈夫のようでした。
グリップはゴルフプライドの新製品、ニューディケード・ライトコードが入っています。左の親指が当たる部分に滑り止めのような溝が入っています。
実際に試打して頂くと
試打したヘッドは両方ともフェースアングル+1度でしたが、以外にも構え難さを言われた方はほとんどいませんでした。ただ10度のモデルは見た目以上にフェース面が見えるので「これ10度?」と数人の方に言われました。リアルロフトは11度くらいありそうです。それではまずヘッドスピードの遅めで普段カット球やスライス気味の球筋のゴルファーに試打して頂きました。まずRシャフトから試打して頂きましたが、全体的につかまりはよさそうで大きなスライスはあまり出ませんでした。シャフトはやはりやさしくなっているみたいで素直に球を捕まえていきます。ただ380を使用している方が打っているのを見ると380よりも少しスイートスポットが狭いよいな気がします。というか芯を外した時がとても分かりやすくなったようで380よりも打球音の違いが分かりやすいです。芯で捕らえたときには320にあったいい手ごたえと共にライナーで気持ちよく飛んで行きました。球のつかまりに関してはとても好評でした。次はヘッドスピードが早めのゴルファーの方にSシャフトを試打して頂ました。シャフトが先中調子でトルクが大きめなので叩くと引っかかるかなと思いましたが、以外にも軽いドローで収まり距離もよく出てました。球筋はカムイ独特の棒球でよく延びていきます。ヘッドスピード45m/sくらいまではSシャフトで大丈夫ではないでしょうか。シャフトが軽いと思われる方は重めのタイプ2シャフトもありますし、別注でフジクラ、グラファイトデザインのシャフトも選べますので自分に合ったものを選ばれるといいです。320を使われていた方は380よりもプロVの方がいいと言うコメントが多かったです。打ったときの感じがとてもダイレクトに伝わるところが似てるのでしょうね。・・・自分が打ったり試打された多くのゴルファーを見た感じでは380の素直さはシャフトで引き出し320のダイレクトな打感や飛び方はヘッドで、というように2つがまざったようなドライバーでした。全体的に素直で相変わらずよく飛ぶカムイのドライバーなのではないでしょうか。