こんなシャフトを待っていたゴルファーが多いのではないでしょうか。スプーンやクリークを気持ちよく打てなかったアマチュアゴルファーの
皆さん、お待たせしました。クレイジーが自信を持って送り出すフェアウェイウッド専用シャフト、FW80新登場です。勿論、高弾性カーボン(80t)を
フルレングス使用、トゥダウンを許さないその重厚なつくりに、ヘッドは必ずアドレスの位置に下りてきます。何も考えずにフィニッシュまで
振り抜きさえすれば、プロやトップアマだけのものだったロングホールの2オン、アルバトロスだってもう夢ではなくなります。初めてクレイジー
を試すなら、このシャフトからというのも良い選択かも知れません。1Wの弾道の高さと総重量をお考えになりご自分にマッチしたシャフトをお選び
下さい。(このシャフトはコスト削減のため、FW専用に短く設計されておりますので3Wはチップカットなしに5Wは半インチカットで表示フレックスに
なります。)
※フェアウェイウッド専用シャフトのため大型ヘッドのドライバー装着した際の安全性は保障しかねますのでご了承下さい。(カタログより)
フレックス 重量(±2g) トルク キックポイント
6.4(R) 66 3.3 中調子
6.9(SR) 67 3.3 中調子
7.4(S) 70 3.3 中調子
7.7(SX) 72 3.2 中調子
8.2(X) 74 3.1 中調子
8.7(XX) 76 3.0 中調子
フェアウェイウッドのご注文を頂くときによくご指定頂くのがこのクレイジーブラックFW80です。価格的にもドライバー用ほど高くはないので
飛距離を出したい#3Wでのオーダーが一番多いです。

シャフトはしっかりしておりある程度シャフトのしなりを感じて打ちたいゴルファーは1フレックス落としたくらいでちょうどいいかと思います。

ワッグルしたときにシャフト手元から中間部にかけてしっかり感を感じ思いっきり打って行けそうな雰囲気が手に伝わります。
ヘッドはフォーティーン SF206 #3を使用致しました。飛距離性能に優れていて発売当初多くのプロが使用していたモデルです。
組み上がりましたスペックは下記の通りです。

長さ:43インチ バランス:D1 総重量:326.6g 振動数:264cpm

手元に重みを感じるしっかりしたクラブに仕上がりました。フレックスはSRですがある程度のハードヒッターではないと打てないでしょうね。



さて実際に今までこのシャフトを打ったことのないある程度ハードヒッターのお客様に試打をお願い致しました。

フレックスは告げずにとりあえず打って頂きました。まず、手元のしっかり感とともに重さを感じるのでほとんどの方はフレックスをS以上と
思われていました。

シャフトの手元の重さを消すためにお客様によってはヘッドに鉛を2g貼りバランスをD2にしたりして打って頂きましたがシャフト自体は
変なしなりもなくしっかりと打っていけるものです。

タイミングが合うとインパクトでシャフトばバチッとボールを捉えていく感じが伝わるので数人の方はシャフトの動きが気持ちいいと言われ
ていました。

飛んでいくボールも#3ですがしっかりスピンがかかりある程度ボールが浮いてくれるので安心して使えます。
またそれに加えてインパクトのタイミングが合うととても強い球筋で飛んでくれます。

このシャフト、フェアウェイウッドが苦手な方がオーバースペックのフレックスを選択すると厳しいかと思います。
シャフトが動かなそうでインパクトではしっかり仕事をしてくれるので。

自分の振れる範囲内よりも硬めを選ぶとこのシャフトのいい部分を引き出せないので宝の持ち腐れになります。

今回の試打には私がランバックス6X07 フレックス:Sで使用していたフォーティーン SF206を使用しましたが切り返しの時の硬さは
明らかに今回のクレイジーブラックFW80 SRの方が硬く感じます。

ある程度経験のあるゴルファーはフレックス選択だけ間違わなければほとんどの方が使用できるシャフトだと思います。
必ず現在使用しているシャフトのスペックと比較してご購入されることをお勧め致します


今回はグリップに51gのツアーベルベットラバーを使用致しましたが多くの方が振り心地にハードさを感じていました。
使用したSF206のヘッド重量が軽いということもあり手元に硬さが来ているようです。

私もこれを使用しなければいけませんし試打クラブも兼用してますので長さをそのままでもう少しやさしいイメージにセッティング変更しよう
と思います。

変更後のレポートは近くUP致します。