AF-702
製法 超精密鍛造製法
材料 本体:S20C丸棒(軟鉄)/フェース:高強度バネ鋼
仕上げ ニッケルクロムメッキ仕上げ
・打球部だけに厚みを持たせた多段偏肉フェースを採用し、やわらかい打感と
 低重心化を実現。反発係数も0.8を超える。
・テーパーになったブレードバック面が、シャープな印象を損なう事無く拡大した
 スイートエリア、ソール、グースが安心感を演出。
・軽量化と低重心化の両立に成功し、シリーズ最高の飛び系アイアン。
番手 #4 #5 #6 #7 #8 #9 PW AW SW
ロフト
(±0.5)
21 24 27 31 35 40 45 50 56
ライ
(±0.5)
60.5 61 61.5 62 62.5 63 63.5 63.75 63.75
重量
(+0、−2)
248.5 254.5 260.5 266.5 272.5 279.0 286.0 292.0 295.0
・バンス AW 8度、SW 12度
販売終了
                                                                               
 
前作AF−701はエッジの効いたデザインでしたが今回のAF−702はきれいな曲線美で仕上げられています。
 
上の写真はともに左がAF−702、右がAF−701になります。ソールの形状が随分変わったのが分かるかと思います。

ソールだけ見るとAF−702のヘッドサイズが大きくなったように見えますが構えた時にはAF−701とほとんど変わりません。
構えた時の印象はAF−701とほとんど変わりませんがAF−702の方が若干左に行かないような感じです。
話題の多いエポン AF-702ですが通な方はすでにご存知かと思いますがヘッド重量が軽くなりました。

AF-701は完全に軽量カーボン向けにヘッドが出来ていたのでカーボン、スチールともにシャフト先端の重いものはバランスを合
わせるのに苦労しました。

ヘッド重量やヘッドサイズから来る振り心地を考慮してAF-701はダイナミックゴールドなどの重量級シャフトはお勧めしておりま
せんでした。

今回はヘッド重量が下がったということで抜いた中古シャフトの束の中からゴソゴソと挿すだけでバランスが合いそうな重ための
シャフトを挿して見ました。
 
プロジェクトX6.0での#7のスペックは長さ:37インチ バランス:D2 総重量:434.2g 振動数:341cpmとなっています。
もう1本マッハライン501 SRで組んだスペックは長さ:37.5インチ バランス:C9 総重量:370g 振動数:289cpmとなりました。
そして挿してみたのがこれ。

懐かしいサテン仕上げのプロジェクトX 6.0。小ぶりの軟鉄鍛造ヘッドまでとはいきませんが全く癖なく打てます。
むしろヘッドの動きがニュートラルなのでとても打ちやすい。

お客様にも打って頂きましたがとても好感触!

もう一本の軽量カーボンを挿した方の試打クラブを打った時にも感じたのですがおそらくAF-701よりも左に行かないのでは?
私も含めてAF-701は打つ方によっては掴まり過ぎる傾向がありましたがAF-702はそれ程ではありません。

通常は前作が良過ぎると次回作は裏切られることが多々あるのですが発売を一年近く伸ばしてじっくり開発したということで質感、
性能満足いくものになっていると思います。(ブログから)