EPON 210KGX
エポン 210KGX
製法 超精密鍛造製法
材料 S20C丸棒(軟鉄)
本体硬度 約HRB80
仕上げ メッキ
・操作性とスピンコントロールを追求したNewデザイン。
・ヒール側を大胆に削り、開いてもスクエアでも抜けやすい独自ヘッド形状。
・重心位置を適度に保ち、低重心化を防ぐバックデザイン。
・スコアラインの角部分だけにレーザー焼入れを施すことにより、鍛造ヘッド特有の柔らかい
打球感は残しながら、角部分の硬度を大幅UP。
ロフト
(±0.5度)
ライ
(±0.5度)
バウンス グース
(±0.5度)
重量
(+0、−3)
50 63.5 10 1.0 303
52 63.5 12 0.8
54 63.5 12 0.6
56 63.75 14 0.4 307
58 64 11 0.2
60 64 11 0.0
販売終了
                                                                                                   
 
EPONの新しいウェッジ、210KGXはルール適合溝仕様になっております。前作208KGXが激スピンウェッジだったでけにスピン量低下は
しょうがないですね。

これを補うためにフォーティーンのMT−28 V5のように構造でスピンを効かせようとしていますね。トップブレード部が厚くなっております。
ただ、テーパーがついているので構えた時には通常のトップブレードの厚さです。
上の写真、左から52度、56度どなっています。写真右端はバンス14度の56度のソールになります。バンスは14度ですが削り方を変えたせいか
数字の割には抜けがとてもいいです。
試打にはKBS ツアー Hi Revを使用しました。52度には115、56度には125挿して組み上がったくスペックは下記の通りになりました。

52度(115) 長さ:35インチ バランス:D2 総重量:460.2g 振動数:351cpm
56度(125) 長さ:34.75インチ バランス:D3 総重量:470.2g 振動数:360cpm

210KGXは前作208KGXよりも0.25インチ短めのヘッド重量設定になっています。(何故?)

ヘッドの感触としてはインパクト時にバンスからの衝撃がマイルドになり芝の少ないとこからでの突っかかり感がなくなりました。

また208KGXは状況によっては掴まり過ぎる傾向がありましたが210KGXは構えた時から包み込む感じが少し穏やかになり掴まり過ぎないよ
うになっています。

溝がルール適合になりましたが30ヤード以上の距離でしっかりバンスをつかって振るとそれほど問題はありませんがグリーン周りで柔らかい
ボールを打つと208KGXでは止まってくれた状況でも201KGXは転がってしまいます。

これはどのルール適合ウェッジでも同じなのでしょうがないのですが。。

ウェッジではそれ程必要ではないとは思いますがスピン量が208KGXよりも減ったおかげてフルショット時の飛距離は若干伸びています。

ヘッド単体としてはどのレベルのゴルファーでもやさしく使えるやさしいモデルだと思います。お好みのシャフトで使用されれば武器になってくれる
と思います。