中尺パターに改造
上の写真はホワイトホット2ボールブレードを改良したものです。長さ:41インチ グリップ:WINN 21インチピストルパター
最近はやりの中尺パター。一時期ショップから商品がなくなり、中尺パターグリップまでもが品切れ状態となる加熱ぶりでした。と、いうことでちょっと前まで自分で使用するのは恥ずかしいとうゴルファーが多かったのですが、最近はそれ程抵抗なく使用される方が増えてきました。
しかし中尺パターは値段が高い!代表的なオデッセイ2ボールスチールミッドで定価¥31,500もします。他メーカーも似たり寄ったりの価格です。それならということでご自分で中尺パターを作ってみませんか。グリップ代含めても¥5,000くらいで出来ると思います。
それに私のような身長160cm台のゴルファーには市販されているもの(41インチ)は長すぎて中尺にも長尺にもならない中途半端な長さになります。オーダーで1インチ単位で注文できるメーカーもありますが人気の商品は納期もかなりかかります。
と、いうことで一般の方にも出来る中尺パターへの改造方法をご紹介致します。
写真左のように使い古したアイアンシャフトなどを伸ばしたいパターシャフトと外径が合う部分から下5インチ程度残してカットします。もしカットする道具がない場合はホームセンターなどにパイプカッターが¥2000前後で売っていると思います。また購入するときはスチール用を購入して下さい。
*もし使い古しのシャフトがなければショップなどに行けば使用済みの中古シャフトを格安で譲ってくれると思います。

つなぎ目が少し分かり難いですね。すみません。
とりあえず伸ばしたいシャフトに挿してみましょう。ステップのあるシャフトでしたら上手に段を利用してカチッとはまればうまく径が合い楽ですね。接着部を1インチくらい残して、それから下はカットして下さい。
接着部は必ずペーパーで削りメッキを落としてください。そうしないと接着が極端に弱くなります。
接着材はホームセンターなどで売っている金属用を使用して下さい。
つなぎ目をよりきれいにしたい方は
伸ばしたいパターシャフトとつなぎ足すシャフトの間にしっかりかみ合うシャフトを2インチ程度にカットして右の手書き図のようにかまして組んで下さい。前に紹介した方法とどちらで組んでも構いません。使用には影響ありません。
あとはご自分の希望の長さに合わせてカットしてください。切り口が少し粗くなるのでペーパーなどをかけてやるといいでしょう。

グリップを挿す
普通に両面テープを巻いてグリップを挿すと必ず写真の通りグリップとシャフトの間に隙間が開きます。ですのでグリップの内径通りに下巻きを厚めにして調整して下さい。基本的に下に行くほど隙間が開くと思いますのでシャフトの形状にも注意して両面テープで調整してください。
グリップを巻いたらしっかりと両面テープとグリップの中に溶剤をかけて下さい。しっかりかけないと挿してる途中で止まってしまいます。長いだけに止まってしまうと大変です。
溶剤はゴルフショップなどで売っていますが、お金をかけたくないなら灯油でも構いません。季節的に丁度ご自宅にあると思います。
また、ピストルパターグリップのようなバックラインがあるものは、向きを合わせるのが素人の方にはかなり難しい(20インチ前後あるので)ので向きを合わせる必要のない円形のものが簡単でいいかと思います。
あとはしっかり奥まで一気にさして下さい。

バランス調整
あとはバランス調整ですね。写真のように鉛を使用すれば一般の方でも簡単に調整できると思います。ストロークしながらご自分のフィーリングに合わせながら鉛を貼っていって下さい。貼る場所によっても微妙にフィーリングが変わるので遊びながらいろいろ試してみるといいかもしれません。
なるべく簡単にできるようにとご紹介いたしました。中尺を考えられている方、頑張って試してみませんか。

お手頃な中尺パターグリップをご紹介いたします。握った感じはWINN Gripに似ています。
オリジナルパターグリップ:重量…110g± 長さ…48cm± 内径…14.7mm± 形状…皮巻き丸グリップ。
価格:¥2、100(税込み) 送料:定形外郵便発送(¥240)も可能ですが紛失時の保証はありません。佐川急便:一律¥700