MR-23 U.S. DRIVE 9.5度にディアマナ73 Sをリシャフト
組み上げ後のスペックは下記の通りになります。
フレックス:S
長さ:44.75インチ
バランス:D1.5
総重量:332g
グリップ:ツアーベルベットラバーM60
振動数:264cpm

まず総重量ですが332gと結構重たくなります。ヘッド自体の重量がそこそこある為、バランスも素組みでD2.5くらい出てしまいました。この総重量とこのバランスでは振れないということでグリップ下にバランスダウンテープを使用しD1.5まで落としました。
捕まらないヘッドに捕まらないシャフトの組み合わせで、やはりヘッドスピード45m/s以下のゴルファーには厳しかったようです。ほとんどの方が低めの弱弱しいスライスで飛んで行きます。やはりディアマナは打ち手を選びます。
しかしハードヒッターのゴルファーには大好評でした。叩いても左に行く気配がない為、いつもここ一番でチーピンに悩んでる方も左に行く度合いが小さいと高評価でした。ツアーAD I-65 Sを使用されている方2人に試打して頂きましたが、お二人ともかなり気に入っておられました。硬さ的にはI-65のSよりも若干楽に振れるか同じくらいということです。I-65の方がシャフトが走り、ディアマナはあまりシャフトが動かない、その分挙動がつかみやすく、早く慣れるのではないでしょうか。
ヘッドの特性もあり棒球、ライナーの力強い球が飛んでいました。MR−23にディアマナ73はなかなかいい組み合わせです。