微妙な感覚的クラブバランス調整
クラブを購入するときに試打したときはよかったがしばらくすると軽く感じる、シャフトのしなりがどうも合わないなど微妙にフィーリングが合わないときがあると思います。そういうときはすぐにシャフトを交換したり、手放したりせずに微妙な調整でクラブが劇的に変わることがあります。前回はグリップの重量差を利用したバランス調整をご紹介致しましたが、今回は鉛を利用してクラブの特性を変えてみました。
今回ハンディキャップ5のゴルファーのr7にブルパワー(なつかしい。。)のXシャフト、50g台をリシャフトしたのですがスイングを変えたら振りにくくなったとのこと。どのように変えたか聞くと、以前は肩を意識してクラブを上げていたが時々テークバックが早くなってしまっていたそうです。そこで背筋を使い体でクラブを上げていくスイングに変えると一定したスピードでテークバック出来るようになったそうです。そうするとクラブが少し軽く感じ、ダウンスイングの時に軽いので思わず手で振ってしまいチーピンが時々出るようになったとのこと。これはおそらく以前は腕でクラブを振っていたのを体の回転で打ち始めたのでクラブの重さを感じないとうまくスイングすることが出来ないのだと思います。
そこでいろんなところに鉛を貼って振り心地を変えてみて結局上の写真のようにシャフト先端とグリップの先に同重量の鉛を貼り総重量308gから315gに上げてみました。これによりシャフトのしなり具合も微妙に変わり見た目でスイングがよくなったのが分かりました。本人も振りやすいと喜んでいました。
これにより50g台のシャフトの入ったフェアウェイウッドの総重量も上げないといけないだろうという話になり同じ様に鉛を貼りましたが、全く駄目でした。ノーマル状態でドライバーと交互に打っても違和感がないとのことでしたのでいじらないことにしました。通常フェアウェイウッドはドライバーよりも約10g程度重いシャフトがいいというのが定説ですが振り心地に違和感なければ必ずそうでなければいけないということはないと思います。よく数字や理論に固められてクラブバランスをとっているゴルファーがいますがあまり理論武装すると大事な感性が失われてしまいますので理論と感性をバランスよく使ってクラブを選ばれるといいと思います。